昔からこの曲を何度も何度も聞いてきたのに、
なぜ今日まで具体的な行動を取れなかったのか、
一日中自問していた。
愛犬チーチの一挙手一投足がホントに可愛い。
何シーベルト以下だから安心だ、とか全く信用できない。第一何故突然そんな聞き慣れない単位で身の安全を測られなきゃならないの?臨界、という言葉の響きがマジ恐い。俺にも解る事は原子力は、ア、ブ、ナ、イ。
なぜ僕らまでもが原子力発電の構造について理解し、それが冷えた/冷えないで一喜一憂しなければならないのか。本来なら知ったこっちゃない、危ないことはやめてほしい、で済むはずだ。イ、カ、レ、テ、ル
ずっと
平和に
暮らしたい
苫米地英人
Hideto Tomabechi, Ph.D.
脳機能学者・計算言語学者
(計算機科学・離散数理学
認知心理学・分析哲学)
ドクター苫米地ワークス代表
コグニティブリサーチラボCEO
角川春樹事務所顧問
南開大学(中国)客座教授
カーネギーメロン大学CyLab兼任フェロー
Hideto Tomabechi, Ph.D.
脳機能学者・計算言語学者
(計算機科学・離散数理学
認知心理学・分析哲学)
ドクター苫米地ワークス代表
コグニティブリサーチラボCEO
角川春樹事務所顧問
南開大学(中国)客座教授
カーネギーメロン大学CyLab兼任フェロー
の見解 (3/18/2011)
http://www.tomabechi.jp/
********以下*********
病院のCTスキャンなどで放射線を直接浴びるのと、放射性物質が身体に付着して被曝したり吸い込んで内部被曝することが、本質的に全く異なる事を、政府やテレビコメンテーター達が説明してないことが、多くの人をいらぬ不安に入れている。
ある番組では東京からニューヨークに飛ぶ飛行機に乗ることで宇宙線から受ける放射線被曝量と、原発から風に乗って飛来する可能性のあるヨウ素131などの放射性物質から受ける被曝量を同じ図で解説していた。これは、明らかに誤った比較である。レントゲンを受ける患者への説明なら理解出来るが、原発事故で大気拡散し、風に乗って飛来する可能性のある放射性物質の放射線量とを比較することは、全く無意味である。
例えば、福島第一原発の正門で計測された放射線の一種である中性子線は特に透過性が高く、原水爆や中性子爆弾で知られるようにに30cmのコンクリートでも通り抜ける。また人体への被害も甚大である。同様にガンマ線も透過性が高く、鉛や分厚いコンクリートでは防ぐことは出来るが、民家では無理である。これらは、炉心溶融や再臨界となればそれが続く限り放射され続けるので、今回の事故現場の作業員のように、近づいて被曝している時間を厳密に計測しなければ危ない。これは病院の放射線技師が年間被曝量を定められているのと同様である。今回の事故で緊急作業従事者の被曝上限を年間100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに上げたという話で報道されているロジックである。ただ、これらの放射線は距離の2乘に反比例して減衰するので現在の20kmの退避は十分すぎるほどの距離であり、万が一再臨界しても避難者の人体には全く影響がない。
以上が、放射線の話である。以下が、放射性物質の話である。
原発内部の核分裂で生成されているのが放射性物質である。炉心溶融でなんらかのルートで放射性物質が漏れているのが問題となっている。放射性物質で、原発事故で主に問題となっているのは、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137などの放射性同位体である。放射性同位体は不安定な物質で、例えばヨウ素131は、安定同位体であるキセノン131に変わるまでベータ線を出しながら崩壊する。実際、これらの放射性物質は、17日現在神奈川でも極めて微量ながら計測されている。これらは核反応生成物なので間違いなく事故が原因と言える。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103170030/
中でもヨウ素131は原発内でウランなどの核分裂で大量に生成される上に、沸点が184.25 ℃と低いので気化しやすく、今回の事故でまず懸念されるのはヨウ素131のベータ線による健康被害と考えられている。だから、安定ヨウ素剤を配布しようという話であったり、効果は期待し難いが、コンブを食べればいいといった話が出ているのだ。また、再臨界となればこれらに加えてストロンチウム90なども放出されることが予想される。
これら放射性物質が危険なのは、崩壊しながらベータ線を放射し続けるからである。因みに、これらの放射性同位体が半分まで崩壊する時間を半減期と呼んでいる。ベータ線の透過力そのものはたいしたことなく、1cmのプラスチック版で遮蔽出来る。とはいっても通常の衣服であれば透過し、皮膚を透過する。また、吸引したときの内部被曝が問題となる。これが放射性物質の被害である。
ここまでが背景である。これさえもメディアではちゃんと解説されていない。これで分かるのは、自衛隊員達が浴びている放射線と、都内に届くのではと懸念されている放射性物質とでは、やってくるルートが全く異なるということだ。自衛隊員が浴びているのは全身に継続的に浴びせられている直接的な原子炉からの放射線である。
一方、東京にやってくるのは、浮遊粉塵、つまりチリに付着して大気中をゆらゆら飛んでくる放射性物質である。これが、体につけば放射性物質が放つベータ線を受けることになる。
ここで、メディアやネットが騒いでいるイメージを横において、冷静に考えて欲しい。あなたは、素っ裸で街を歩いていますか? 服を着ていれば、服に放射性物質は付着する。服を透過してベータ線は体に入る。でも、家に帰って服を脱げば終わり。チリは服を通り抜けない。あとは服を洗濯すればいいだけ。放射性物質が付着してるのはチリだから、家の壁も、車のガラスも通れない。窓ガラスに付着すれば、一般家庭のガラスの厚さではベータ線は透過するけど、窓ガラスに身体を密着していない限りは体に影響しない。放射性物質の発する放射線は、距離の2乘に反比例して減衰するからだ。一部で、東京に放射性物質が飛んで来ている間、ずっと、あたかも事故現場の自衛隊員のように被曝し続けていることになるかのような発言がネットでみられるけど、誤り。もし、そのひとが、素っ裸でずっと屋外に一ヶ月とか一年間とか居続け、その間ずっと放射性物質が降り続けたら、成り立つ計算かもしれないけど、そんな人はいないし、そんな長く高濃度で降り続けない。被曝時間といえるのは屋外でチリがあたってる時間だけ。また、身体に密着した薄い服でもわざわざ着ない限りは、衣服と中の空気が生み出す空間の距離だけでも、ひとつひとつのチリの放射線量は微量なので距離の2乘で思いっ切り減衰する。
万が一、自分の住む街で人体に影響のあるレベルの放射性物質が計測されたら、その時は、理想は外出を避ける。外出する時は、タクシーなど乗り物に乗れば大丈夫。念のため、帽子を被って、手袋して、湿気らせたマスクをすれば完璧。帽子や手袋はしなくても、帰宅してシャンプー、シャワーを浴びれば問題なし。マスクが役に立つのは、吸引しての内部被曝を防げるから。
ただ、このような必要性は例え再臨界があったとしても現実的にはあり得ないというのが、昨日紹介した英国政府科学顧問たちの見立て。僕もそう計算してる。
放射性物質は、チリとして飛んで来るから、継続的に風下でない限りは飛んでこない。万が一風下状態が続いていたとして、大気中にエントロピーで分散するから、計算上は、距離の3乘に反比例して薄まる。だから50キロも飛んだら、問題となる濃度には成り得ない。それが、昨日紹介した英国大使館の発表のエッセンス。
更に、付け加えると、放射性物質には半減期がある。上に書いたように、ベータ崩壊は一定の時間しか続かない。つまりその間しかベータ線が出ないということ。万が一臨界になっても臨界状態は長くは続かないから、それまでに放出された放射性物質が崩壊している間しかベータ線は出ない。因みに量的に一番懸念されるヨウ素131は半減期が8.04日。ベータ線量は、半減期の指数関数で減衰するから、半減期の1倍、2倍、4倍、8倍、10倍の時間が経過すると放射線の量は、1/2、1/4、1/8、1/16、1/32、1/64、1/1024と一気に弱まる。大気浮遊粉塵が、220km離れた東京にやってくるのに、例えば平均風速3m/秒を直線距離で20時間で来るという計算にはならない。一度、2000メートルから数千メートルという高さに舞い上がってから、ゆらゆらと風に乗ってやってくる。そしてゆらゆらとゆっくり降りて来て、私達の服に付着する。その間に何日どころか何十日も立つこともある。だから私達の体に付着する前に大半は半減期を終えてる。どんなに早くやって来ても放射線が出てるのは、その後一週間。だから素っ裸で屋外に居続けても、たいした被曝にはなり得ない。というわけで、首都圏でのヨウ素131の今回の原発事故での被害はあり得ない。
但し、想定される量はより微量とは言え、その他の放射性物質は、半減期はずっと長い。セシウム134は半減期が2.06年。セシウム137は30.1年。再臨界で放出が想定されるストロンチウム90は28.8年。また、生物学半減期という概念があって、これは体内排泄により身体から出て行く半減期。これは、セシウム134は100日以上。セシウム137は70日以下。ストロンチウム90は50年。ストロンチウム90がとてつもなく長いのは、カルシウムの同属だから骨などに吸収されるから。生物学半減期から言って、よほど大量でない限りはセシウム134と137は問題とならない。問題なのは、ストロンチウム90。
ただ、これら3つの放射性物質に関しても、上に述べたエントロピー大気分散のロジックは同じで、例え再臨界になっても東京は全く関係ない。マスクもいらないというのが、昨日紹介した英国大使館のレポート。というか、50km圏外は濃度拡散上安全という話。福島第一から50km以上離れた人は心配無用。
問題にすべきは、将来、特に再臨界があった場合に50km圏内の土壌と農作物や魚介類がストロンチウム90に汚染されていないかという問題。ただ、さすがに福島第一から50km圏内で取れる農作物や魚介類が検査されずに市場に出回ることはあり得ないだろう。日本は事故そのものを隠蔽したチェルノブイリの旧ソ連とは違う。
このように、少なくとも首都圏の住人が、福島第一原発が再臨界になることを恐れる根拠はない。
放射能という概念を一人歩きさせて、放射性物質という概念と一緒にして、国民に不必要な不安を与えているテレビメディアの罪は大きい。数字だけは、マイクロシーベルトとかミリシーベルトとかと意味がありそうに比較する。だが、原発付近での直接被曝と、大気中放射性物質による間接被曝は全く違う。それをひとつの図などで比較してはいけない。テレビが先なのか、ネットが先なのか分からないが、全く不必要な国民の恐怖を煽る情報の拡散はやめて欲しい。
ある番組では東京からニューヨークに飛ぶ飛行機に乗ることで宇宙線から受ける放射線被曝量と、原発から風に乗って飛来する可能性のあるヨウ素131などの放射性物質から受ける被曝量を同じ図で解説していた。これは、明らかに誤った比較である。レントゲンを受ける患者への説明なら理解出来るが、原発事故で大気拡散し、風に乗って飛来する可能性のある放射性物質の放射線量とを比較することは、全く無意味である。
例えば、福島第一原発の正門で計測された放射線の一種である中性子線は特に透過性が高く、原水爆や中性子爆弾で知られるようにに30cmのコンクリートでも通り抜ける。また人体への被害も甚大である。同様にガンマ線も透過性が高く、鉛や分厚いコンクリートでは防ぐことは出来るが、民家では無理である。これらは、炉心溶融や再臨界となればそれが続く限り放射され続けるので、今回の事故現場の作業員のように、近づいて被曝している時間を厳密に計測しなければ危ない。これは病院の放射線技師が年間被曝量を定められているのと同様である。今回の事故で緊急作業従事者の被曝上限を年間100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに上げたという話で報道されているロジックである。ただ、これらの放射線は距離の2乘に反比例して減衰するので現在の20kmの退避は十分すぎるほどの距離であり、万が一再臨界しても避難者の人体には全く影響がない。
以上が、放射線の話である。以下が、放射性物質の話である。
原発内部の核分裂で生成されているのが放射性物質である。炉心溶融でなんらかのルートで放射性物質が漏れているのが問題となっている。放射性物質で、原発事故で主に問題となっているのは、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137などの放射性同位体である。放射性同位体は不安定な物質で、例えばヨウ素131は、安定同位体であるキセノン131に変わるまでベータ線を出しながら崩壊する。実際、これらの放射性物質は、17日現在神奈川でも極めて微量ながら計測されている。これらは核反応生成物なので間違いなく事故が原因と言える。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103170030/
中でもヨウ素131は原発内でウランなどの核分裂で大量に生成される上に、沸点が184.25 ℃と低いので気化しやすく、今回の事故でまず懸念されるのはヨウ素131のベータ線による健康被害と考えられている。だから、安定ヨウ素剤を配布しようという話であったり、効果は期待し難いが、コンブを食べればいいといった話が出ているのだ。また、再臨界となればこれらに加えてストロンチウム90なども放出されることが予想される。
これら放射性物質が危険なのは、崩壊しながらベータ線を放射し続けるからである。因みに、これらの放射性同位体が半分まで崩壊する時間を半減期と呼んでいる。ベータ線の透過力そのものはたいしたことなく、1cmのプラスチック版で遮蔽出来る。とはいっても通常の衣服であれば透過し、皮膚を透過する。また、吸引したときの内部被曝が問題となる。これが放射性物質の被害である。
ここまでが背景である。これさえもメディアではちゃんと解説されていない。これで分かるのは、自衛隊員達が浴びている放射線と、都内に届くのではと懸念されている放射性物質とでは、やってくるルートが全く異なるということだ。自衛隊員が浴びているのは全身に継続的に浴びせられている直接的な原子炉からの放射線である。
一方、東京にやってくるのは、浮遊粉塵、つまりチリに付着して大気中をゆらゆら飛んでくる放射性物質である。これが、体につけば放射性物質が放つベータ線を受けることになる。
ここで、メディアやネットが騒いでいるイメージを横において、冷静に考えて欲しい。あなたは、素っ裸で街を歩いていますか? 服を着ていれば、服に放射性物質は付着する。服を透過してベータ線は体に入る。でも、家に帰って服を脱げば終わり。チリは服を通り抜けない。あとは服を洗濯すればいいだけ。放射性物質が付着してるのはチリだから、家の壁も、車のガラスも通れない。窓ガラスに付着すれば、一般家庭のガラスの厚さではベータ線は透過するけど、窓ガラスに身体を密着していない限りは体に影響しない。放射性物質の発する放射線は、距離の2乘に反比例して減衰するからだ。一部で、東京に放射性物質が飛んで来ている間、ずっと、あたかも事故現場の自衛隊員のように被曝し続けていることになるかのような発言がネットでみられるけど、誤り。もし、そのひとが、素っ裸でずっと屋外に一ヶ月とか一年間とか居続け、その間ずっと放射性物質が降り続けたら、成り立つ計算かもしれないけど、そんな人はいないし、そんな長く高濃度で降り続けない。被曝時間といえるのは屋外でチリがあたってる時間だけ。また、身体に密着した薄い服でもわざわざ着ない限りは、衣服と中の空気が生み出す空間の距離だけでも、ひとつひとつのチリの放射線量は微量なので距離の2乘で思いっ切り減衰する。
万が一、自分の住む街で人体に影響のあるレベルの放射性物質が計測されたら、その時は、理想は外出を避ける。外出する時は、タクシーなど乗り物に乗れば大丈夫。念のため、帽子を被って、手袋して、湿気らせたマスクをすれば完璧。帽子や手袋はしなくても、帰宅してシャンプー、シャワーを浴びれば問題なし。マスクが役に立つのは、吸引しての内部被曝を防げるから。
ただ、このような必要性は例え再臨界があったとしても現実的にはあり得ないというのが、昨日紹介した英国政府科学顧問たちの見立て。僕もそう計算してる。
放射性物質は、チリとして飛んで来るから、継続的に風下でない限りは飛んでこない。万が一風下状態が続いていたとして、大気中にエントロピーで分散するから、計算上は、距離の3乘に反比例して薄まる。だから50キロも飛んだら、問題となる濃度には成り得ない。それが、昨日紹介した英国大使館の発表のエッセンス。
更に、付け加えると、放射性物質には半減期がある。上に書いたように、ベータ崩壊は一定の時間しか続かない。つまりその間しかベータ線が出ないということ。万が一臨界になっても臨界状態は長くは続かないから、それまでに放出された放射性物質が崩壊している間しかベータ線は出ない。因みに量的に一番懸念されるヨウ素131は半減期が8.04日。ベータ線量は、半減期の指数関数で減衰するから、半減期の1倍、2倍、4倍、8倍、10倍の時間が経過すると放射線の量は、1/2、1/4、1/8、1/16、1/32、1/64、1/1024と一気に弱まる。大気浮遊粉塵が、220km離れた東京にやってくるのに、例えば平均風速3m/秒を直線距離で20時間で来るという計算にはならない。一度、2000メートルから数千メートルという高さに舞い上がってから、ゆらゆらと風に乗ってやってくる。そしてゆらゆらとゆっくり降りて来て、私達の服に付着する。その間に何日どころか何十日も立つこともある。だから私達の体に付着する前に大半は半減期を終えてる。どんなに早くやって来ても放射線が出てるのは、その後一週間。だから素っ裸で屋外に居続けても、たいした被曝にはなり得ない。というわけで、首都圏でのヨウ素131の今回の原発事故での被害はあり得ない。
但し、想定される量はより微量とは言え、その他の放射性物質は、半減期はずっと長い。セシウム134は半減期が2.06年。セシウム137は30.1年。再臨界で放出が想定されるストロンチウム90は28.8年。また、生物学半減期という概念があって、これは体内排泄により身体から出て行く半減期。これは、セシウム134は100日以上。セシウム137は70日以下。ストロンチウム90は50年。ストロンチウム90がとてつもなく長いのは、カルシウムの同属だから骨などに吸収されるから。生物学半減期から言って、よほど大量でない限りはセシウム134と137は問題とならない。問題なのは、ストロンチウム90。
ただ、これら3つの放射性物質に関しても、上に述べたエントロピー大気分散のロジックは同じで、例え再臨界になっても東京は全く関係ない。マスクもいらないというのが、昨日紹介した英国大使館のレポート。というか、50km圏外は濃度拡散上安全という話。福島第一から50km以上離れた人は心配無用。
問題にすべきは、将来、特に再臨界があった場合に50km圏内の土壌と農作物や魚介類がストロンチウム90に汚染されていないかという問題。ただ、さすがに福島第一から50km圏内で取れる農作物や魚介類が検査されずに市場に出回ることはあり得ないだろう。日本は事故そのものを隠蔽したチェルノブイリの旧ソ連とは違う。
このように、少なくとも首都圏の住人が、福島第一原発が再臨界になることを恐れる根拠はない。
放射能という概念を一人歩きさせて、放射性物質という概念と一緒にして、国民に不必要な不安を与えているテレビメディアの罪は大きい。数字だけは、マイクロシーベルトとかミリシーベルトとかと意味がありそうに比較する。だが、原発付近での直接被曝と、大気中放射性物質による間接被曝は全く違う。それをひとつの図などで比較してはいけない。テレビが先なのか、ネットが先なのか分からないが、全く不必要な国民の恐怖を煽る情報の拡散はやめて欲しい。
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